ANA主導の経営にも不満?
さらに、
「CEO、CFOを含むエアアジア・ジャパンの経営陣は主に全日本空輸株式会社より任命を受け同社から就任したメンバーで構成されております」
との記述もあり、エアアジア側はANA主導の経営に不満を持っていたとも読める。
その上で、出資を引き上げた上で新たな合弁先を探すことも示唆した。
「エアアジアでは日本市場について現在も前向きにとらえており、取り組みを継続いたします。LLC事業のさらなる成長を図るために、合弁事業の解消を含めあらゆる方法を検討しております」
その場合、現行の「エアアジア・ジャパン」の運航はANAが引き受ける形になり、LCCブランドが「ピーチ」と一本化される可能性も出てきた。
ANAHDは6月10日時点で、
「当社が発表したものではなく、現時点で決定している事実はありません」
とのコメントを発表している。