みずほコーポレート銀行や新生銀行、あおぞら銀行、商工組合中央金庫は、大企業向け貸出金利の指標になる長期プライムレート（最優遇貸出金利）を0.05％引き上げて、年1.30％とした。2013年6月11日から適用する。
長プラを引き上げるのは3か月連続。長期金利が上昇していることを踏まえた措置で、3か月連続の引き上げは、2008年11月以来、4年7か月ぶり。
日本銀行が4月に「異次元の金融緩和」を導入して以降、長期金利は乱高下している。5月23日には、長期金利の指標となる新発10年債の利回りが一時1％と約1年2か月ぶりの水準に上昇し、最近も0.8％台で高止まりしている。