日本の「児童ポルノ規制法改正案」に「単純所持禁止」規定
これはイギリスの話だが、日本のネットでも大きな注目を集めている。
「今回見事以前から懸念されていた『孫の写真持ってたら逮捕』と言う事例がイギリスにて見事に実例となりました」
「児童ポルノ法案に賛成している人は、日本をこういう世の中にしたいってことだよねー」
ツイッターや2ちゃんねるなどのネットでは、こんな不安が広がっている。
自民・公明・日本維新の会が2013年5月29日、議員立法により国会に共同提出した「児童ポルノ規制法改正案」には、今回イギリス人男性が逮捕された根拠である「単純所持の禁止」が新たに盛り込まれているからだ。
「改正案」をめぐっては、表現の自由を損ねるという抗議がクリエイターからあがっているほか、児童ポルノの定義であるところの「衣服の全部または一部を着けない児童の姿態で性欲を興奮させるものの姿態」について、なにをもって「性欲を興奮させるか」が、運用側の解釈次第になってしまうという問題点などが指摘されている。