茨城県警が火災現場の人間の遺体を「犬の死骸」と遺族に渡す

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   茨城県警が火災現場で発見した人間の肉塊を、犬の死骸だとして出火元の家族に引き渡していたと2013年6月5日に発表した。火災のあった住宅には夫婦と小型犬2匹が暮らしていた。

   火災があったのは13年6月2日で、水戸市谷田町の木造住宅4棟(計約810平方メートル)が全焼した。県警は焼け跡で見つかった遺体の一部を犬の死骸だとして4日に遺族に渡したが、肉塊を保管した施設から人の遺体ではないかという連絡が入り、県警が司法解剖した結果人間のものと分った。火災のあった家に住んでいた夫婦の行方は分っていないが、火災現場からは身元不明の一人の遺体が見つかっている。犬の死骸とされた肉塊は行方不明の夫婦のものと考えられている。

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