アノニマスが政府サイト攻撃、退陣要求 イスタンブール騒乱、現地ネットで「空中戦」

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反政府派と政府擁護派のハッシュタグが登場

   ツイッターの書き込みも活発だ。今回の騒乱をめぐってよく使われているハッシュタグが、「tayyipistifa」(「エルドアン首相辞めろ』の意)「OyunaGelmeTurkiyem」(「騙されるなトルコ』の意)のふたつ。前者が機動隊の横暴ぶりと政権打倒を訴えているのに対して、後者は

「エルドアンは独裁者ではない。民主的に選ばれたリーダーだ」
「国を不安定にしたい人がいる」

といった政権を擁護する声が多い。

   デマも多く指摘されている。保守系でイスラム色が強いとされる大手紙「ザーマン」では、少なくとも(1)著名なコラムニストが、機動隊がデモ隊に向かって至近距離から催涙スプレーを噴射する写真を投稿しているが、写真が撮影されたのはトルコではなくボストンだった(2)「デモが48時間以上続いた場合、憲法裁判所が政府を転覆させる」といううわさが流れているが、トルコにそのような法律はない(3)保健相を名乗る者が「政府と警察に抵抗すれば病院送りになるだろう」とツイートしているが「なりすまし」に過ぎない、といったデマが流れたことを指摘している。

   その上で、

「タクシム広場を、エジプト革命のきっかけになったタハリール広場になぞらえるツイッター利用者もいる。ソーシャルメディア利用者の中には、機動隊との衝突で多数が死傷した主張している。タクシム広場のデモをめぐって、500万以上の誤解をまねくツイートが投稿されたとみられている」

とデモ隊のソーシャルメディア活用を批判した。

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