楽天の三木谷浩史会長兼社長(48)が、在日朝鮮人かどうかツイッターで聞かれ、激怒したことがネットで話題だ。
三木谷浩史氏は、政府の産業競争力会議で突然、インターネット国有化論をブチ上げ、論議を呼んだ。
「いつもくだらないこと、聞かれます」
ツイッターでは、2013年4月1日の会合で提唱したことに反対が出たことを残念がっている。6月3日のツイートでは、「国有化、無料化が正しいと思う」と再度主張し、都市部に無線LANの公共Wifiを引きまくればいいとつぶやいた。「高速道路に比べりゃ安いもんだ」というのだ。
そして、「大いに賛成」などと反応があると、「日本発のインターネットルネッサンスがはじまる」とさらに持論をぶった。
ところが、「始まらないでしょう!」「Wifiが繋がらなくて結局携帯の回線で使うことがしばしば」などと、疑問の声も出始めた。ついには、ネット上の迷惑行為を止めてもらうために認証IDを発行したいのでは、と憶測するネットユーザーも現れた。そして、このユーザーは、「在日には使わせない様にしましょう。ところで、あなたは?」と三木谷氏に在日かどうか直球の質問をしたのだ。
すると、三木谷氏は、怒りを抑えきれないかのように、こうツイートした。
「いつもくだらないこと、聞かれますげど、僕は生粋の日本人です」
そして、「もし在日なら何か問題あるの?」と逆に問い返した。
しかし、「あるでしょうねえ」などとさらに返され、前出のユーザーに至っては、「巻物状の家系図をお持ちですか?」と三木谷氏に迫るほどだった。
これに対し、三木谷氏は抑え気味に、「お互いに尊敬しあう関係」の大切さを今度は説き始めた。
分かりやすくするためか、三木谷浩史氏は、韓国最大手のメーカー「サムスン電子」の社長に自宅へ招待され、さらに隣のサムスン財団の美術館を本人に案内してもらったときのことを持ち出した。