合コン中に男をトイレに連れ込んだり、半裸で濃厚なベッドシーンに挑んだり…。フジテレビ系のドラマ「ラスト・シンデレラ」が過激な性描写で話題になっている。これで、視聴率低迷から抜け出せるのかどうか――。
「ねえ、桜~、試しにやってみたら?」
ヒロインの桜を演じる女優の篠原涼子さん(39)が、温泉に浸かっていると、いきなりこんな言葉が飛んだ。
飯島直子さんらがセックス発言を連発
声をかけたのは、友人役の飯島直子さん(45)だ。巻いたタオルから、色っぽく胸の谷間が見える。
「やるって何を?」と涼子さんが聞く。すると、直子さんはいきなり、「セックス~」とあけっぴろげに答えた…。
このシーンは、ラスト・シンデレラの番組公式動画の冒頭部分だ。公式動画は、「お色気編」とサブタイトルが付き、次々に過激シーンが紹介されている。
「セックスって、実はやる前が一番エッチなんだよね」
「このじれったさがたまらないっていうか、長ーい前戯しているみたいで」
直子さんは、臆面なく、こんなセリフをつぶやいていく。
毎週木曜日の午後10時から放送中のラスト・シンデレラは、2013年4月11日に番組がスタートしてから、過激なシーンが要所要所に出てくる。視聴率は、初回が関東地区で13.3%だったが、少しずつアップしていった。7回目の5月23日には、15.7%となり、7週連続で視聴率が上がった。これは、民放の連ドラでは史上初というから、テレビ不況の中では異例のことだ。
それを受けてか、番組の公式動画は、なんと100万回以上も再生されている。
人気を支えているのは、実は、涼子さんが恋にのめり込む15歳年下男を演じる三浦春馬さん(23)らしい。ドラマでは、春馬さんがパンツ1つの半裸でベッドシーンに挑む姿が頻繁に出てくる。