韓国で、今夏の電力不足に警戒感が広がっている。原発に使われる部品の安全証明書が偽造されているのが発覚し、2013年5月29日には稼働中だった原発2基が運転を停止。これで全23基中10基が運転していないことになり、影響が懸念されるためだ。
6月3日のNHKニュースによると、韓国政府は7月からの節電計画をまとめ、冷房の設定温度を28度以上にする、電力消費が高まる日中の14~17時は室内の電気の半分を消灯するといった対策を義務付けるという。
韓国では2年前の9月、電力消費が供給量を上回って大規模停電が発生した。