矢口真里さんの「不倫&離婚騒動」が盛り上がりを見せる中、インターネット上で「友達が不倫していたら止めるかどうか」というリサーチが行われている。
意外にも、現時点では「止めない」という人が多数だ。もっともこれは「応援する」というのではなく、友達とはいえ、「勝手にしろ」と考える人が多いためらしい。
「他人がどうこう言ったところで聞く耳持たないでしょ」
Amebaは2013年5月22日から6月5日まで、「友達が不倫してたら止める?」というリサーチを行っている。
5月28日現在、投票数は1466で、「止める」が32.4%、「止めない」が67.7%と、止めないという人が大きく上回っている。
「止めない」という意見が書かれたAmebaブログを見てみると、
「本人が経験して気づくまで、何も言えないでしょ。他人がどうこう言ったところで聞く耳持たないでしょ。なので私は、止めません」
「止めはしないけど、友達やめる。不倫する人を信用出来ないと思うから」
「当人同士がそれでいいなら勝手にしたら良いと思います」
などとあり、「友達の恋愛を応援する」というよりは「勝手にしろ」という冷めた気持ちの人が多い。
「止める」という人のブログでは、
「本当にその人の事を自分の事のように大事に思ってたら反対するの当たり前だよ。逆に反対しないって事はその程度の友達って事だよね・・・」
「友達だって辛くて苦しい思いしてるんだもの・・・そういう姿って見たくないし・・・」
「不倫している当人よりも不倫されている家族の想いを考えたら・・どんなに好きになろうがアクションは起こしてはいけない」
など、友達や相手の家族を気遣う意見が多く見られた。いずれにせよ、「不倫は良くない、不幸なもの」という認識はあるようだ。
「仕事なくす危険性伝える」「慰謝料払う覚悟あるか問う」が効果的?
「友達の不倫を止めるか止めないか」は、これまでにもインターネット上で度々議論されてきた。
Q&Aサイト「Yahoo!知恵袋」や「発言小町」でも「友達が不倫していると知った。何と言ったらいいでしょうか」という質問が数々投稿されているが、回答の多くは「何を言っても無駄だから放っておけばいい」「巻き込まれると厄介だし、関わらない方がいい」というものだ。
一方「友達の不倫をやめさせた」話もある。ウェブマガジン「Gow!Magazine(ガウ!マガジン)」では効果的なやめさせ方として「社会的信用をなくし、仕事をなくす危険性があることを伝える」「親や親戚、友人を失う可能性もあることを伝える」「不倫相手の奥さんから慰謝料を請求されたら、払っていく覚悟はあるのかと問う」の3つを挙げた。また、実際不倫していた女性の、「世の中にはしてもいい苦労としなくていい苦労がある。不倫はしない方がいい苦労なんだよ。あなたにはそんな苦労をさせたくないんだ、と言われて目が覚めました。友人には感謝しています」という体験談も紹介している。