民主・原口議員、地元紙に「コワモテ」抗議 「法的措置」ちらつかせるが、一蹴される

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   ソーシャルメディアを積極的に活用していることでも知られる民主党の原口一博衆院議員(比例九州)が、地元メディアに怒っている。参院選の立候補予定者の事務所開きで行ったスピーチを報じた記事について「不正確」と非難。抗議と訂正を申し入れたという。

   ただ、原口氏が怒る原因になったネット上の見出しは佐賀新聞が付けた見出しではない上、報じられた発言の内容については反論していない。新聞社側も訂正には応じない考えだ。

「原口一博 『円安・株高を止めれるのは民主党しかいない』」が拡散

   問題とされたのは、佐賀新聞のウェブサイトに5月26日に掲載された記事。13年夏の参院選に民主党公認で佐賀選挙区から出馬予定の青木一功氏の事務所開きの様子を報じている。原口氏は民主党の佐賀県連代表で、青木氏の選対本部長を務めている。

   記事では、原口氏の動きについて

「『円安、株高というが得をしているのは一部の人間だけ。大多数の人は置き去りにされている』と、安倍政権の経済政策を批判。『この流れを止められるのは私たちしかいない』と支援を訴え、連合佐賀の武重信一郎会長も激励した」

と報じながら、青木氏の決意表明についても、

「厳しい戦いになるが、地域の声を大事に、働く人の一人ひとりが主役の社会を実現したい」

と伝えている。この記事の見出しは「民主・青木氏が事務所開きで決意表明 」というものだった。

   ところが、どういう訳かこの記事が3日後の5月29日深夜から30日未明にかけて、ネット上で、

「原口一博 『円安・株高を止めれるのは民主党しかいない』」

という見出しに化けて拡散。この見出しだけを見たと思われるネット利用者から、

「じゃあ駄目じゃんw」
「止めなくて良いだろwwww」
「すげえ 自国の株価落とすと宣言しちゃったよ 国家反逆児だわ」

といった原口氏を非難する声が続出した。

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