4月の完全失業率、横ばいの4.1% 有効求人倍率は0.89倍に上昇

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   総務省が2013年5月31日に発表した4月の完全失業率(季節調整値)は前月比横ばいの4.1%だった。完全失業者数は271万人で、前月比4万人増えた。

   男女別の完全失業率は、男性が4.3%と0.2ポイント改善した半面、女性は3.8%と0.3ポイント悪化した。女性の完全失業者数は11万人増加した。

   飲食店や小売りなどのサービス業で就業者が増えたものの、景況感の改善で女性を中心に職探しの動きが活発となり、完全失業者数も増えた。職探しをしていない人を指す非労働力人口は5万人減った。

   また、厚生労働省が同日発表した4月の有効求人倍率(季節調整値)は0.89倍で、前月比0.03ポイント上昇した。2か月連続の改善で、リーマン・ショック直前の2008年7月以来4年9か月ぶりの高水準となった。

   厚労省は雇用情勢の判断を「依然として厳しい」から「緩やかに持ち直している」に上方修正した。

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