自民党の古賀誠元幹事長が共産党機関紙「しんぶん赤旗」のインタビューに登場することが2013年5月29日明らかになった。登場するのは6月2日付けの日曜版で、「96条改憲に大反対」などと主張しているという。志位和夫委員長のツイートによると、古賀氏は
「戦後の長い期間、自民党と共産党は、立場や政策は違っても、それぞれが自負も誇りも持って活動してきた。私にいわせると自共こそが『ニ大政党』だと思っています」
などと述べたという。昨年末で引退したとはいえ自民党の元実力者が他政党のメディアに登場するのは極めて異例。安倍晋三首相が憲法96条改正に前向きで、党内に歯止め役がいないことに危機感を募らせた可能性もある。