2012年12月の総選挙で当選した衆議院議員の資産が、13年5月27日に公開された。
1人あたりの資産は平均3228万円で、前回総選挙後の10年2月に比べ2.4%増加。1993年に資産公開の制度が始まって以来初の増加となった。
資産が一番多かったのは自民党・鳩山邦夫議員で、19億9884万円だった。2位は埼玉スポーツセンター、有限会社神山の代表、埼玉県議を務め、前回総選挙で自民党から初当選した神山佐市議員の9億7445万円、3位は麻生太郎副総理兼財務相の4億3623万円だった。各党の党首別トップは、生活の党・小沢一郎代表で1億9364万円だった。
1億円超の議員は26人だった一方で、不動産、金融資産ともに「ゼロ」と報告した議員は60人だった。