自分の足が臭すぎて困っています――19歳の日本人女性がQ&Aサイトに投稿したこんな「悩み相談」が、海の向こう・中国でたいへんな話題になっている。
「日本人少女の足が臭すぎて魚が死ぬ」
「ネット上では日本の新型化学兵器だと話題に」
「靴を脱いだらあまりの臭さに死者多数」
発端となったのは、マイナビニュースQ&Aに2013年5月16日投稿された「足の臭さが災害レベルです。池に足を入れたら鯉が全部死にました」なる相談だ。
「19歳、彼氏いない歴=年齢」だと自称する相談者は、自分の足の臭さが「災害レベルです。もう限界です。我慢できません。くさすぎます」。毎日一生懸命足を洗い、靴も4足買ってローテーションしているというのだが、その臭さは「あまりのくささに死者多数で捕まる自信があります」ほどだといい、人前で靴を脱ぐことができないと嘆く。
いや、いくら臭いといったって――と思うかもしれない。ところが、女性の相談はさらにこう続く。
「先日は、祖父の家で池の掃除をしようと、短パンに履き替えて足を入れたら池の鯉が全部死んでしまいました。魚を殺せるほど臭いとは知らなかった」
もちろん、鯉が死んだのが本当に「臭さ」のせいかはわからない。だがあまりにインパクトのあるこの告白は、日本でも一部のニュースサイトに取り上げられた。
しかし、日本以上にこのニュースに驚いたのは中国のメディアだ。たとえば中国東北部・遼寧省のテレビ局「遼寧広播電視台」は、「日本少女、『災害レベルの足の臭い』に困り果てる」という見出しで、この話題を番組中で紹介した。
さらに動画は中国の国営通信社・中新社のウェブサイトにも転載され、多くの人の目に触れることに。確認できるだけでも、10を超えるメディアがこれを引用して報じた。