「痴漢の温床になる予感が」と不安の声
ただ、「痴漢の温床になる予感が『求めてたんだろ?』みたいな」という懸念もある。
もちろん、チェコでもさっそく賛否両論が出ているようだ。雑誌のアンケートでは、「すばらしい考えだ」と賛成する人が54%いた一方で、「まったくばかげた話」と反対する人が42%いた。
「もしもラッシュだったら、目に付いた最初のドアに入りますよね。そうしたら、周囲を見回して、誰も私を口説き始めないことを確認しないといけない」
「誰かが私を車両の中で見かけて、私のボーイフレンドに知らせたらどうするの?」
とするプラハの女性らの不安もAFP通信は記事中で紹介している。
キャンペーンをおこなう会社は今後、どの車両に導入するのがもっともふさわしいか、電車をいくつ使うべきか、そしてどんな標示をすべきかについて検討中で、乗客にアンケートをとる予定だと言う。