ニューヨークで、女性がおっぱいを丸出しで歩いてもなんのおとがめもなくなった。ニューヨーク市警察が、通達をだしたという。
このニュースに、日本のネットでは「ちょっとニューヨーク行ってくる」「日本でも!」などとスケベ心丸出しの書き込みが続出して、ちょっとした騒ぎになっている。
ニューヨーク市警「トップレスの女性がいても、逮捕しない」
ニューヨークタイムズが2013年5月15日に伝えたところによると、ニューヨーク市警察が約3万4000人の警官に、「トップレス(上半身に何も身につけていない状態)の女性がいても、逮捕しないこと」と通達を出したのは2月頃のことだ。定例の点呼の際に、10日間かけて周知したという。
これを受けて、ニューヨークの公園でトップレスで本を読みたい女性らの団体「The Outdoor Co-ed Topless Pulp Fiction Appreciation Society」は、さっそく18日にセントラルパークでトップレスでの活動をおこなったとブログで報告している。
そもそもニューヨーク市では1992年から、女性の上半身露出は認められていた。しかし、ブログによると、「すべての警官が、この法律を知っているかについては密かに疑問を抱いていました」。
そのためこの日、パトカーから降りた2人のニューヨーク市警の警察官に話しかけられた時は、確かめる絶好のチャンスだと思ったという。
「『貴方たちは何も悪いことはしてませんよ』。彼ら(警官)は自分たちからそう言いました。それから、少し決まり悪そうに立って、「何か迷惑なことをされたりしませんでしたか?」と聞きました。いいえ、と私たちは言いました(・・・)これはなかなかシュールな出来事でしたよ。警官が横断歩道を渡っている人に、『あなたは信号無視をしていないですよ。何か違反はありませんでしたか?』とわざわざ言いに行くでしょうか?」
ブログには、上半身をはだけた女性たちが、公園で思い思いにすごす写真が、何枚も貼り付けられていた。