プロゴルフの松山英樹選手(東北福祉大)が2013年5月20日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で会見し、「米国には早めに行きたいという気持ちは強い」と、石川遼選手を追う形で米ツアー本格参戦への意欲を示した。
松山選手は会見冒頭、英語で簡単なあいさつをしたが、かなり緊張した様子。「やっぱり(英語が)喋れると、色々な海外の選手とも会話できるし…」と、英語を勉強する必要性を痛感していた。
今の自分に足らないのは、パターの精度とバリエーション
これまでに特派員協会で会見したことがあるプロゴルファーは、尾崎将司選手、宮里藍選手、石川遼選手など。これらのビッグネームに圧倒されたのか、会見場に入って最初に松山選手が口にしたのが、「緊張するじゃないですか…」という一言だった。
会見冒頭、
「会見にお越しいただいてありがとうございます」
と英語であいさつ。
質疑応答は日本語で、2011年に出場したマスターズの印象を
「(会場の)オーガスタの印象は、自分がとてつもなく難しいゴルフ場をイメージし過ぎて、『大したことないな』というのが第一印象。試合をやる中では傾斜がきつくて、必死になればなるほど難しくなるというイメージ」
と振り返った。
2位タイに終わった「日本プロ日清カップ」については、
「今の自分に足らないのは、間違いなくパターの精度とバリエーション。昨日まで試合をやったが、最終日のパッティングは全然良くなかったので、その中でボギーを打たないようにするためにはアプローチの精度が大事になってくる。そこが向上すると、もっとパッティングが楽に打てたりするので、そこが磨くことが必要」
と反省の弁を述べた。