これだけ高収入なら節税あまり意味ない?
「数十億円ほどの所得になると、法人化して節税してもそれほどの違いにはならなくなります。秋元康さんぐらいなら、中小企業の感覚とは違うと思いますよ」
事務所での役員報酬とは別に、印税などが個人収入になっている可能性があるわけだ。前出の税理士は、「おニャン子クラブをプロデュースした時代から印税があるわけですし、50億円ぐらいはありうるかもしれません」と言う。
事情に詳しいある芸能関係者は、こうみる。
「AKBの音楽関係者は、推定で8億円もするビルを東京・六本木に建てたと聞いています。秋元さんも、そのぐらいはできる所得があるはずで、印税、プロデュース料だけで、少なく見ても35億円の年収はあるでしょう。その他もろもろの収入があることを考えれば、50億円を超えることも考えられますよ」
もっとも、税金にかなり取られるため、手取りはもっと少ないことが予想される。
それでも数十億円になるため、この芸能関係者は、「1人ではとても使い切れないでしょう。秋元さんは、何に使っているのか」と驚きをみせる。
ただ、「文筆・作曲・美術家」はジャンルが幅広いため、50億円超の高額所得者は秋元康さんでない可能性も残っている。だとすると誰なのか。意外な人物が浮かぶ可能性はないとはいえない。