橋下市長を擁護はできないが… 「バッシングは疑問」「彼を潰していいのか」の声も

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   日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)の、いわゆる従軍慰安婦をめぐる発言に対して国内外から批判が強まるなか、この傾向に疑問を唱えたり、発言の内容を一定程度評価したりする声も出ている。

   だが、その多くに共通しているのが、「自分は橋下市長を擁護しているわけではない」という「おことわり」。橋下氏を擁護することで「炎上」することに対する警戒感が、相当強いようだ。

東浩紀氏「【教訓】橋下徹を擁護すると炎上する」

   炎上を告白したのは、批評家の東浩紀氏。2013年5月16日に

「橋下徹は、そりゃいろいろおかしいところもあるけれど、でも実行力や洞察力のある重要な政治家だと思うけどな。こういうふうに潰していいんですかね」

とツイートし、堀江貴文さんも、

「怖いね」

と東さんのツイートに返信する形で同意した。

   一連のやりとりには批判が集まり、東さんは、

「ぼくは橋下徹支持派ではなく、維新の会に投票したこともありませんよ。大阪市民でもない。橋下徹憎しでヒステリーみたいに罵詈雑言飛ばしているひとが多いので、ごく常識的な懐疑を述べているだけ」

と真意を説明することになった。

「ちなみに、擁護、という意識はあったのですか?」

というツイッター利用者からの質問に対しては、

「ない。でもYahooに『擁護派』認定されたんでそうなった」
「【教訓】橋下徹を擁護すると炎上する」

などとつづった。ドワンゴ取締役の夏野剛氏も、

「橋下さんは真っ向から自分の主張をきちんとする。こういう政治家が増えないと日本は沈没する」

と橋下氏の立場に一定の理解を示しながら、

「擁護する気持ちはないです」

ともツイートした。

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