二刀流大谷いよいよ一軍登板 不振の日本ハムを救えるか?

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   大谷翔平がいよいよ投手としてデビューする。2013年5月23日の交流戦、ヤクルトでの先発登板が決まった。チームは泥沼状態で、その刺激剤としての大役だ。

二軍戦での登板結果には不満もあったが……

   大谷のデビューが決まったのは16日の西武との二軍戦で投げた後。この日は一軍の試合がなく、栗山英樹監督が観戦した。

   投球内容は先発で5イニングを投げ、7安打、5失点。ホームランも打たれた。「甘い球が多かった」と大谷。

   それでも栗山監督は「一軍登板」を伝えた。その理由は104球の球数。100球を投げることが一軍デビューの条件だったからで、第一条件である一軍で投げることのできる肩ができあがったということだ。

   「チームにとっても本人にとっても勝てる投手に早く持って行く作業が必要だと思っている」と栗山監督。つまり、良い環境、レベルの高い相手に投げる英才教育が大切、というわけである。

   当の大谷は慎重な言葉に終始した。

   「一軍で投げることを目標にやってきたので、登板が決まったことはうれしい」と言う半面、自信となると「まだまだ…」

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