大阪市の橋下徹市長が、いわゆる従軍慰安婦の制度について「必要なのは誰だって分かる」などと発言した問題で、自民党の片山さつき参議院議員(54)からも怒りの声が上がった。
「おねーさんは怒っています!」とほとばしる思いをツイッターにぶつけたが、思ったような反応はネットユーザーから寄せられなかった。
「お、おねーさん…?」といった突っ込みも
「橋下さんは真っ向から自分の主張をきちんとする。こういう政治家が増えないと日本は沈没する」「擁護する気持ちはないです」などとツイートしていたドワンゴ取締役の夏野剛氏に対し、橋下市長は2013年5月16日、「夏野さん、僕の擁護でないことは肝に銘じております。厳しいご意見もよろしくお願いします。僕には国際感覚が乏しいと思うのでそこを補って下さい」とツイートした。
これに対し片山氏が、以下のツイートを寄せた。
「橋下市長、あなたの仕事は不十分な知識で機微にわたる困難な問題に口を突っ込み混乱を巻き起こすことではなく、自ら言い出した大阪の改革をやり遂げることじゃないの?おねーさんは怒っています!早く謝罪し、今後この問題については、事前に奥様に聞いてからご発言なさいませ!」
渾身の訴えだが、過去に自身の発言やツイートも物議を醸してきた片山氏あてには「お前が言うな!」というツイートが数多く寄せられてしまった。また、「お、おねーさん…ですか?」「『おねーさん』発言も大問題だな…」「お姉さんじゃなくておばさんでしょw」と、慰安婦発言問題とは関係ないところに突っ込まれる羽目になった。
当然のことだろうが、片山氏は5月17日13時30分現在、「おねーさん発言問題」について特にコメントしていない。