バイクバカ売れ、ブーム到来の予感 40代、50代が戻り今度は20代狙う

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ホンダは若者向け2車種を30万円切る価格で投入

   また、ガソリン価格の高騰が続く中で、燃費も重要であることを強調した。700ccでは従来一リットル約20キロメートルだったものを約30キロメートルまで可能にした。こうした新しいバイクを2012年から販売した結果、40代を中心に、50代といった、以前にバイクを愛好していたお客が戻ってきた。

   ただし、喜んでばかりもいられない事情がある。それは若者のバイク離れだ。若者に支持されてこそバイクの「復活」は完成するわけで、ホンダは近く20歳代をターゲットとした110cc、125ccの2車種について30万円を切る価格で市場投入する計画だ。

   はたして若者はバイクに興味を示すのか。中古バイク買取販売のバイク王&カンパニーの広報によれば、第二次バイクブームを経験した人々は今40代から50代。その世代がバイクに回帰しているのではないか、と見る。そして今、ブームがきているとすれば、

「40代から50代の、その子供世代の方々にも波及し始めたからではないでしょうか」

と推測、若者市場での今後の盛り上がりを期待している。

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