横須賀基地近くにも「単に肩をもむ以上の『マッサージパーラー』」
日本の風俗産業についても、具体例を示しながら紹介した。
「日本では、性交渉に代金を払うことは理論的には違法だが、その他の大半の性的サービスは合法のままだ。それら(性的サービス)はマッサージパーラー、ホステスバー、あるいは『ソープランド』システムで売買される。ソープランドとは、客を入浴させることで法の枠内にとどまってきた戦後の考え方だ。横須賀海軍基地の近くの『本町』地区にも、単に肩をもむ以上のことを行う、米兵の立ち入りが禁じられているマッサージパーラーがある」
また、少なくとも2人の米兵がマッサージパーラーで盗難の被害にあったとして注意を呼びかけた。
米兵は日本着任直後のオリエンテーションで、マッサージパーラーや同様の施設への出入りが禁じられていることを説明されるといい、在日米海軍の広報担当者は、星条旗新聞に対して、
「海軍は、売春婦、マッサージパーラー、ソープランドや、その他の性的サービスをひいきにする行為を許容しない。これらは、人権の尊重、品行方正、人間の尊厳といった我々の基本的価値観と完全に相容れないからだ」
と説明したという。橋下市長の発言は、米軍の方針に反することを改めて強調した形だ。