「日本人の給与が新興国並みに下がる予見」との意見も
ちなみに年収150万円とすれば1か月の収入は12万5000円ほど。宇佐美さんの12年3月23日付けのブログによれば、12年3月の手取り給与は37万円。都心に一人で暮らしているため家賃、管理費、電気代、水道代にかかる費用は月に11万円程度と書いている。年収150万円なら宇佐美さんはこの生活を続けられない。
ネットではこうした宇佐美さんの主張について、
「売れない役者、漫画家、芸人、音楽家とか100万以下の奴ゴロゴロいる。それでも売れようと頑張る奴は人生楽しそう」
と賛同の意見もあるのだが、大半は150万円で暮らして行くのは難しいし、生活保護よりも低く年収を設定するのはおかしいし、吉野家などの外食すらお金が足りなくて行けない、というものだった。また、宇佐美さんが元官僚だからこうした発想になるなどの批判も多く、
「東大卒の元官僚に言われたら腹立つわ。なにが年収150万で生きていけるだ」
「貧乏でも幸せ、これは日本人の給与水準が将来的に新興国並みに下がるということだね」
「低賃金で文句も言わずに働く奴隷を沢山作ることが日本の繁栄につながる、というのが支配者階級のガチの計画」
などといった意見もネットの掲示板やブログに出ている。