安倍晋三首相の夫人・昭恵氏(50)が、自身のFacebookで「韓国のミュージカルを観た」と報告した。
これに対し、嫌韓派のネットユーザーが「それはまずい」「やめてほしい」などと怒った。すると、対抗する昭恵氏支持者・親韓派からの意見も寄せられ、コメント欄が盛り上がりを見せている。
自民党総裁選直後は「韓流ドラマ、最近見てない」
昭恵氏は2013年5月9日、Facebookで「韓国のミュージカル『カフェイン』を観ました。楽しかったです。」という文章を投稿した。「カフェイン」は、アミューズ・ミュージカルシアター(東京・港区)で5月19日まで上演されている「カフェ・イン~愛は偽り?!~」という作品だ。
いたって簡潔な投稿だったが、嫌韓派にとっては気に入らなかったようだ。コメント欄に、「ファーストレディー、それはまずい」「心の底からがっかりしました。総理の邪魔をしないでいただきたい」「韓国のミュージカルを見るならば、日本人が地道にやっている演劇などを見て欲しいと思います」など、観劇への批判や疑問が寄せられた。
昭恵氏は「冬のソナタ」から韓流ドラマにハマり、韓国語でブログを書くなど韓国の文化に傾倒していた時期があった。しかし12年9月、安倍晋三氏の自民党総裁就任直後、週刊誌「女性自身」の取材に対し「韓流ドラマは、最近は見ていないですね」「韓流ドラマ専門チャンネルのKNTVにも入っていてよく見ていましたけど、やめちゃいました」と話していた。
こうした経緯があり、今回のミュージカル観劇は嫌韓派にとって「裏切られた」という思いもあったのかもしれない。