本当は恐い?ピーターラビットに仰天 父親はパイに、甥たちも「皮をはいで頭を…」

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「足元にはうさぎの骨が転がっていました」

初期の版にあった、ピーターの父親が食卓に出される場面
初期の版にあった、ピーターの父親が食卓に出される場面

   ピーターの父親以外でも、ピーターラビットシリーズでは、ちょっと「怖い」エピソードがたくさんある。たとえばピーターの父親を食べてしまったマグレガー夫妻は、その後の作品でも、ピーターに「新しいパイ皿を買った」と脅すような手紙を書いたり、ピーターの甥や姪たちをつかまえ、

「こいつらの皮を剥いで、頭をちょん切ってやる!」

と2人で高笑いしたりと、うさぎ一家にとってはかなり恐ろしい存在として描かれている。また、やはりピーターの甥・姪が別の悪漢に食用目的で誘拐されたときには、

「(悪漢の部屋には)気味の悪いもの――うさぎの骨や鶏の足や、他にもまだぞっとするようなものが、たくさん転がっていました」

と、かなりおどろおどろしい描写も。ほかにも「猫巻き団子」にされそうになる子猫やベーコンになりかかる子豚など、「食べられ」エピソードは枚挙に暇がない。

   この話題自体はかつて「トリビアの泉」でも取り上げられたこともあり、以前から知っていた人も少なくなかったが、ネット上では改めて「残酷や…」「…ブラックだな」と驚きの声が相次いだ。

   ちなみにうさぎ肉のパイは英国の伝統料理で、首を落とし、骨や内蔵を取り出したうさぎをリンゴ酒で煮込み、パイに仕立てる一品だ。鶏肉に近い淡白な味が特徴だとか。

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