GSユアサ社長、787問題「業績への影響軽微」

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   米ボーイングや三菱自動車向けのリチウムイオン電池で不具合が相次いだ、ジーエス・ユアサコーポレーション(GSユアサ)は2013年5月9日、依田誠社長が記者会見で、「(不具合は)早期に解決し、業績の足をさらに引っ張ることはない」と強調した。

   ボーイング向けの売上高は数億円規模で、「トラブルの補償を求められるリスクは低い」(依田社長)とみている。787型機の運航再開が4月に承認されたことを受け、電池の生産も再開した。

   同日発表した2013年3月期の連結決算によると、売上高は前期比4%減の2745億円、純利益は51%減の57億円だった。三菱自動車の電気自動車(EV)向けのリチウムイオン電池が伸びなかった。

   14年3月期の売上高は前期比28%増の3500億円、純利益は同73%増の100億円を見込んでいる。

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