アジア系女性記者が米国務省会見で「憲法改正」質す 報道官「内政問題。日本に聞いてくれ」と一蹴

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やり取りを聯合ニュースや東亜日報が報じる

   この記者の国籍は不明だが、一連のやり取りを韓国の聯合ニュースが記事にしている。記事では、ベントレル氏の答弁について「言葉を惜しんだ」「原則論で答弁した」と表現。発言の背景については、

「日本の平和憲法改正について、韓国、中国などから懸念の声が高まっているが、日本との関係や事案の敏感さなどを考慮し、これに対する賛否を明らかにするのは適切ではないとする立場を打ち出したとみられる」

と論評。東亜日報も、

「(米国が)日本の改憲を黙認するのは、財政難による米軍の東アジア戦力の空白を日本の自衛隊に埋めさせようという思惑がある」

と主張した。

   会見録を確認する限りでは、韓国外務省は公式の反応を示していないが、中国外務省の華春瑩報道官は5月2日の定例会見で、

「日本が歴史に対して責任ある態度で深く反省し、実際の行動でアジア諸国と国際社会の信頼を得ることを望んでいる」

とけん制した。

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