参議院の川口順子環境委員長が中国での出張を1日延ばして環境委が取り止めになったことについて、民主党など野党7党は2013年5月7日、川口委員長の解任決議案を提出した。
川口委員長は4月の出張時に中国の楊潔チ前外相との会談が急きょ決まったことから、国会の許可なく出張を延ばしていた。このことについて、民主党などは、「委員長の職務を放棄した」などと主張している。
自民党は、「延長を事前に野党に申し入れたが拒否された」などと反論している。しかし、野党が過半数を占める参議院で、決議案可決の可能性が出ている。