「僕は友達が少ない」作者が実写映画化を認める 剛力彩芽などネットで噂の「キャストについてはデマ」

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「ネット上で出回っているキャストについてはデマ」

   漫画化やアニメ化やゲーム化の時とは異なり、平坂さんは「完全ノータッチの姿勢」で、映画サイドに伝えたのは、「無理に小説の内容を再現するのではなく、独立した一本の実写映画作品として面白いものを作ってください」のみだという。話を聞けば絶対に口を出したくなるため、進捗状況などについてもあえて耳に入れないようにしてきたそうだ。

   ネット上では、実写映画化のキャストとして前田敦子さんと剛力彩芽さんの名前が噂されているが、「編集部に確認したところ、現在ネット上で出回っているキャストについてはデマだそうです」と否定した。

   また、ツイッターで行われている実写映画化の反対運動に触れ、「たとえどれだけ気に入らないのだとしても、潰そうとするのではなく、単に無視していただくわけにはいかないでしょうか。これは実写映画に限らず、アニメでも漫画でもゲームでも、それらの元になった原作作品でさえ同じことです」と訴えた。

「気持ちに蓋はできないので、気に入らないものを無理に受け入れる必要はまったくありません。見たくないものを見る必要はないし、嫌いなものは嫌いなままでいいと思います。が、気に入らないものを力ずくで排除することの悪性を、僕は自分の作品の中で何度も書いてきたつもりです。このことは、読者の皆さんにきっと伝わってくれていると信じています」
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