「日本の文化や歴史や言語を知ってもらい、良いところを多いに学んでもらいたい」
長島氏は、米ジョンズ・ホプキンス大学で修士号(国際関係論)を取得している。移民の国でもある米国で教育を受けたにもかかわらず、文化の多様さへの配慮を欠いた発言が行われたとして失望する声もあった。
これらの批判を受け、長島氏は5月2日未明になって、ツイッターで、
「『日本人化教育』というのは、誠に不適切な表現でした。皆様にご不快な思いをさせてしまったことを衷心よりお詫びします」
と陳謝した。その上で、
「日本で生まれた子供達に、日本の文化や歴史や言語を知ってもらい、良いところを多いに学んでもらいたい。これを国として責任を持ってバックアップすべきというのが真意でした」
と釈明した。
その後も長島氏の情報発信に対する姿勢は旺盛なままで、およそ12時間後の5月2日午後には、細野豪志幹事長が集団的自衛権の行使を容認する考えを示したことを報じる記事に対して、
「こういう当たり前の発言を普通に報道していただくことが、最近はとくにありがたいな(笑)」
とツイート。歓迎姿勢を示した。