猪瀬都知事、フォロワーを色分け 「誰が味方か敵か、よくわかった」

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知事発言に有識者からも様々な書き込み

   誰が味方か敵かについては、ネット上では、「東京都知事が五輪招致に対する最大の敵だということは分かりました」といった指摘すら出ている。つまり、猪瀬直樹氏の発言については、イスラム圏からは反発が出ていると報じられており、結果として五輪招致の最大のネックになる可能性があるからだ。

   味方か敵か分かったのは、何も米ニューヨーク・タイムズ紙だけに限らないらしい。有識者らも猪瀬氏の謝罪問題についてブログなどで書き込んでおり、発言への是非が分かれている。

   思想家の東浩紀さんはツイッターで、猪瀬氏を擁護しないとしながらも、「あれっていわゆる典型的な『マスコミが煽っている』系の記事じゃないの? なぜ外国メディアだとみなこうも素直に受け止めるんだろうね」と疑問を呈した。また、作家の乙武洋匡さんは、「『トルコへの差別発言』という論調にはいささか疑問。発言内容を読んだけど、ご本人にそうした意図があるようには感じられなかった」とツイートした。

   一方、元外交官の天木直人さんはブログで、「失言はあまりにも酷すぎる」として、知事の辞職や五輪立候補取り下げは避けられないとまで指摘した。さらに、山田肇東洋大教授は知事の辞任を、経済評論家の植草一秀氏は立候補取り下げをそれぞれブログで主張している。経済学者の池田信夫さんは、早めに謝罪した猪瀬氏は賢明だとしながらも、「民族差別したら生き残れないことも学んでほしい」とツイッターで訴えている。

   猪瀬氏はツイッターで、味方か敵かについて「私のフォロワーのことです。温かく叱咤激励してくれる人と、悪意をもつ人と」と新たにつぶやいている。

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猪瀬都知事発言で、五輪招致どうなる?
影響甚大、もう無理
影響あり、厳しいかも
影響小、まだまだイケる
問題ゼロ
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