「朝マック」を「朝マック」以外の時間帯で発売する 原田社長「ワオ!」なインパクトをまたまた炸裂!

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   ハンバーガーチェーン最大手・マクドナルドの朝食メニュー「朝マック」の一部が、昼と夜に注文できるようになる。朝食メニューをもっと知ってもらおうという紹介キャンペーンのようなものだ。

   ただしネットでは、朝食メニューにヘアトリートメントの景品を付ける、といった変なキャンペーンの「前科」が多々あるだけに、「また迷走かw」「朝マックと何だったんだ?」などとちょっとした騒ぎが起こっている。

「ワールドワイドの知恵を結集し、科学的に導き出している」

   業績不振が続く日本マクドナルドが起死回生を狙う切り札、価格改定と朝マックの拡充は2013年5月7日から。

   価格改定では100円だったハンバーガーを120円、120円だったチーズバーガーを150円に値上げするとともに、190円のマックダブル、150円のマックフライポテトSサイズといった値ごろ感のある商品「Value Picks(バリューピックス)」を投入する。今回の価格改定による値上げ率は全体で0.3%ほどであり、値上げが重要であったわけではない、と説明している。ただし、地域限定価格を含めこのところ値段が頻繁に変わっている印象が強い。

   日経流通新聞(13年5月1日付)1面のインタビューに登場した日本マクドナルドホールディングスの原田泳幸会長兼社長は、100円メニューを値上げする必要はあったのかという問いに対し、

「価格はワールドワイドの知恵を結集し、科学的に導き出している」

と回答し、ハンバーガーやビッグマックなど固定客が付いているものは値段を上げても購買頻度はそれほど下がらないと説明している。「Value Picks」については、150円のチーズバーガーを買おうとしている人が190円のマックダブルを見てお得感を感じる。お客をより高価格の商品に引き付ける「トレードアップ」を狙うのだという。

   また、価格を変更することでメディアが敏感に反応して報道しているが、そんな国は日本だけであり、

「将来はメニューボードがデジタル化され、価格が時々刻々と変わる日が来るかもしれない」

などと語っている。

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