三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行は、期間固定型住宅ローンの金利を2013年5月1日から引き上げた。日本銀行が4月に実施した「異次元」の金融緩和策により、住宅ローン金利の指標となる長期金利が上昇したため。
長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りは、3月下旬の水準(0.5%台)よりやや高い水準で推移していた。
三井住友銀行が固定金利の期間5~35年を0.05~0.11%、みずほ銀行が2~10年を0.05~0.1%、三菱東京UFJ銀行も5~20年を0.05~0.1%、それぞれ引き上げることにした。人気の高い期間10年で3%台となる。
変動金利型は年2.4%台(最優遇金利は年0.875%)に据え置いている。