北朝鮮が中距離弾道ミサイル「ムスダン」の発射準備作業を停止したと朝日新聞が2013年4月29日に報じたことを受け、韓国の青瓦台(チョンワデ、大統領府)の尹昶重(ユン・チャンジュン)報道官は同日、韓国メディアに対して「発射準備は続けられている」と報道内容を否定した。
朝日新聞の記事では、発射準備作業の際に発生する電波を日米韓が傍受できなくなったことを準備中断の根拠として挙げている。この点について、尹報道官は
「信号が受信されないからといって発射準備が中断したわけではない」
と述べ、警戒レベルにも変化がないことを強調した。