大阪市の元公募区長を分限免職 経歴詐称、年金記録改ざんも

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   大阪市は2013年4月26日、全国公募で民間から登用した和田智成・前東住吉区長(51)を、同日付で分限免職にしたと発表した。

   読売新聞の報道などによると、13年3月、市民から「和田氏の経歴から勤務歴が漏れている」との情報提供があり、市が調査を開始。和田氏は当初経歴詐称を否定していたが、その後、市に提出していた食品会社勤務の職歴とは別に、金融業と製造業の2社の社員を兼業していたことを認めた。経歴確認のため市に提出した年金記録からも、2社の勤務を削除した虚偽の記録を提出していた。和田氏は「生活のために別の会社と兼業していたので隠したかった」と釈明したという。

   和田氏は元経営コンサルタントで、12年8月に市内24行政区の区長公募を受け、転身していた。しかし重要な会議を繰り返し欠席したり、他の区長に暴言を吐いたりと問題行動が見られたため、橋下徹市長が13年4月1日に人事室付に更迭していた。

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