「愛人になれと迫られ、無理矢理…」 「とくダネ!」が報じた「笑う介護士」の「実像」

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「大きい声出すと、口の中に指入れられ…」

   被害女性も、袖山容疑者の介護への向き合い方に惹かれた1人だった。

   とくダネ!の電話取材によると、女性は介護福祉士として働いており、著書などで袖山容疑者を知った。女性は「信頼というか憧れというかカリスマ」と思っていたといい、Facebookでの交流から「サシで飲みたい、会いたい」と言われ、食事をしたという。

   食事の席では「私のやってきた介護を認めてくれて、『力を貸すよ』とか、『こういう介護していきたいよね』とか、『日本の介護を変えて行きたいよね』って熱く語れた」が、その後女性が宿泊するホテルまで送ると、「もっと話したいね、介護のことをね」などと言いながら部屋に上がり込んだ。

   部屋では態度が一変し、「僕の愛人になってほしい」「海外の研修に連れて行きたい」「これから2人で会う時は2人だけの秘密にしよう」などと迫り、無理矢理押し倒して数十分にわたる暴行に及んだ。女性は「どんなに抵抗しても泣いてもやめてくれないし、指をかんだりもした。足の力で体を離そうとしたけど無理で、手でもだめだし、『やめて!』とか大きい声を出すと『しぃ』って口の中に親指を入れられ、噛んでやめさせようとしたけどだめだった」と、当時の様子を赤裸々に明かした。

   女性は「周りにも言えないことだから、逮捕されるまで眠れないし、吐き気はするし、頭痛もするし」「尊敬の思いで、目指す介護の部分でアドバイスが欲しいと思って望んだことだったから、踏みにじられて悔しいし、介護の世界から消えて欲しい、早く」と怒りをにじませながら、涙ながらに語っていた。

   番組では、袖山容疑者が女性に送ったとされる「どうか心に収めて一緒に乗り越えてくれないかな どうかお願いします」「本当に本当にすみません」などというメールも紹介されていた。

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