「愛人になれと迫られ、無理矢理…」 「とくダネ!」が報じた「笑う介護士」の「実像」

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   警視庁高輪署は2013年4月24日、強姦の疑いで介護福祉士の袖山卓也容疑者(41)を逮捕した。

   袖山容疑者は「笑う介護士」という別名を持ち、執筆活動や講演を盛んに行っている、業界ではかなりの有名人だ。しかし被害女性が明かした事件の一部始終は、イメージとかけ離れたものだった。

「元ヤン」仲間の死きっかけに介護の道へ

   袖山容疑者は13年3月上旬、2月にFacebookで知り合った女性と初対面し、飲食店で食事した。その後女性が宿泊していた東京・港区のホテルの一室に入り、暴行した疑いが持たれている。

   4月25日放送の情報番組「とくダネ!」(フジテレビ系)では、袖山容疑者の人となりに迫ったほか、被害女性の独占電話取材も放送された。

   袖山容疑者は介護する高齢者を楽しませることから「笑う介護士」と呼ばれ、年に100回以上の講演を行っているほか、著書も複数出版する、いわば介護士の「カリスマ」だ。

   名古屋市内の自身がプロデュースした介護施設の関係者は、「介護士としての腕はかなり高く評価されていた」という。また、同市内には妻と子供3人と暮らすマンションがあり、住人は取材に対し「奥さんもすごく感じのいい人ですし、旦那さんも普通にいい人」、今回の事件については「そんな風には見えない」と話した。

   また、袖山容疑者が月3回訪れる病院の関係者も「高齢者の方にはものすごい人気があったということはよく耳にしますね」と語り、女性スタッフを口説くような様子も「全くない」と話していた。

   袖山容疑者は高校時代までは「ヤンキー」で、金髪メッシュの頭に股を広げてしゃがみ、カメラを睨み付けている写真も放送された。仲間がバイク事故で死んだのをきっかけに命について考えるようになり、医療福祉関係の短大へ進んだという。

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