「スランプ経験したことない」脚本家として類稀な才能
「名前をなくした女神」放送期間中の11年6月、日経ウーマンオンラインに渡辺さんのインタビューが掲載された。
それによると渡辺さんはスランプを経験したことがなく、「気分転換をしたくなったらスワロフスキーでシャンデリアなどのインテリアを作ったり、ジグソーパズルをやります。こういう作業は、集中すると何も考えなくなるから頭の休憩に最適なんです」と、脚本家としての類稀な才能とともに女性らしさを感じさせる発言をしている。
また、「山場を越えたあとは休みたいと思うんですけど、ちょっと休んだらまたすぐに仕事がしたいと思う」という。撮影現場に出かけ、「文字だったものが俳優さんやスタッフさんたちによって映像になっていく過程」を眺めたり、自分が脚本を務めた作品の「オンエアされた映像」を見たり、「観ている方から楽しんでます、という感想をもらったとき」は、「本当にうれしい。脚本家でよかったなあ、と思える瞬間ですね」と語り、仕事熱心な一面もうかがわせている。
スポニチではドラマ関係者の話として「テレビの世界にはあまり見られない、とても女性的な人」と紹介されている。また、サンケイスポーツには、羽鳥さんが親しい知人に「(渡辺さんの)仕事がクリエーティブで、話していると『すごい』と思うことが多い。いろいろ教えてもらえることも多い」と話したとある。自身も多忙な毎日を送っている羽鳥さんが、同じくバリバリ働く渡辺さんの姿に魅力を感じたのかもしれない。