アメリカ・ボストンで起きた爆弾事件をめぐり、英語圏のソーシャルメディア上で容疑者の出自のチェチェン(Chechnya)とチェコ(Czech)を取り違える人が続出し、駐米チェコ大使が2013年4月19日、公式ホームページに英語で声明を出していた。
「明らかになりつつある容疑者の出自に関する情報について、ソーシャルメディアで不幸な誤解が起きていると申し上げなければなりません。チェコ共和国とチェチェンはまったく別の国です。チェコ共和国は中央ヨーロッパの国で、チェチェンはロシア連邦の一部です」
爆弾事件容疑者のツァルナエフ兄弟は、キルギス出身のチェチェン人と報じられている。兄のタメルラン・ツァルナエフ容疑者は18日に銃撃戦で死亡、弟のジョハル・ツァルナエフ容疑者は19日夜に逮捕された。