2013年4月21日、中国外務省の秦剛報道局長は20日に発生した四川省の地震について、外国からの援助を辞退すると発表した。援助の申し出について感謝を示した上で、「捜索救助と医療の人員、救援物資は足りている。被災地の交通状況を考慮すると外国からの支援は必要ない」と説明した。被災地では地震によって道路が寸断されており、救援物資を積んだ車両が入れない状況が続いている。
秦局長は「援助が必要になれば、関係国に申し出る」としている。2008年の四川大地震の際も当初は外国からの援助を断っていたが、後に受け入れる方針に転じた。