マンガやアニメのキャラは今や「世界共通言語」
ITジャーナリストの井上トシユキさんによれば、こうした「おもしろ写真」は過去にも何度かブームが起こり、近年では自分の赤ちゃんにスーパーマンの格好をさせたり、まるで海で波乗りをしているようにデコレーションするなどの「寝相アート」が記憶に新しいという。これは、赤ちゃんを自慢し、自分のセンスを見てもらうのが目的だった。今回の「マカンコウサッポウ」ブームは、高性能なカメラ付きの携帯電話があり、ツイッターなどで世界中に配信しやすくなったこともあるが、ポイントは、アニメやゲーム、映画のキャラクターという「世界共通言語」を題材にしていること。言語の障壁などは関係なく一気に広がることになったのだろう、と分析している。
「マンガやアニメのワンシーンなどを現実のように見せると、世界中の皆さんがピンときて、自分もやってみたい、となるわけです。題材は豊富ですから、これからも色んなキャラクターのマカンコウサッポウが出てきて、ブームは続いていくと思います」