まるで腹腹時計のテレビ局
テレビ朝日に限らず、NHKなどもニュースの中で、圧力鍋爆弾の作り方を紹介したウェブサイトを大きく取り上げた。紹介されたページのタイトルで検索すれば、すぐに図版付きで製法を閲覧することができる。
ツイッターなどではこうした過剰ともいえる紹介に、「模倣犯を生みかねない」などとして批判の声が殺到している。
「圧力鍋爆弾の作り方を詳細にTVで放送するのは何のため?各局は、視聴者が爆弾の作り方を知りたがってるとでも思っているのだろうか?」
「作り方を紹介した直後に、『こんな簡単に爆弾の作り方を調べられるネットうんぬん』。まずお前らが黙ってろと」
「数年前練炭や塩素ガスを用いた自殺ブームがあった時にも詳細に報道してたな。あの時も批判されてたけど何の学習も反省もしてないな」
中には皮肉をこめて、「腹腹時計と化したマスコミ(絶望)」とつぶやく人も。ちなみに腹腹時計とは、1970年代に東アジア反日武装戦線が製作したテロ教本だ。
なおこうした指摘についてテレビ朝日に問い合わせたところ、
「番組に対するご指摘は、今後の放送に生かしてまいりたいと考えます」
とのことだった。