「ぶら下がり」も解禁気味に…
個別取材以外にも情報発信の幅を広げているようだ。安倍政権は12年12月の発足の時点では、情報発信は記者会見やフェイスブックに注力し、「ぶら下がり取材」は原則として受けない方針だった。ところが、これがなし崩し的に解禁されつつある。被災地や硫黄島といった訪問先で取材に応じる他に、首相官邸のロビーで北朝鮮の動向などについてコメントを述べることがある。時間はほんの数分で、短い場合だと1分未満のこともある。だが、この種の報道対応は4月上旬だけでも少なくとも7回にのぼる。
発足当初の消極姿勢は、麻生太郎元首相や鳩山由紀夫元首相のように失言で足をすくわれることを恐れたことが原因だとみられるが、高支持率で自信をつけたことを背景に、事実上解禁になった可能性もある。