「中途半端ではなく、自らをさらけ出しました」
とはいえ、民主党サイドはやる気十分だ。主催に当たる民主党青年委員会の三神尊志副委員長(さいたま市議)は、「相当厳しい質問が来ることが予想されるが……」との問いに、
「まさにそんな厳しい質問に応えていくことが必要なんです」
と断言した。「あおり気味」な告知ページについても、
「まずは興味を持ってもらうことが大切。そのために中途半端ではなく、自らをさらけ出しました」
と語る。
そもそも今回の企画は、不完全燃焼に終わった民主党時代の政権運営が「何が難しかったのか」を、若い世代に説明したいという思いから立ち上げられた。異例の「匿名OK」という仕組みは、「こうした場に慣れた人だけでなく、より多くの人に、『本音』の質問をしてほしい」という趣旨からだという。「『上から目線』ではなく、若い人たちと対等の目線で国家運営を考えたい」と三神さんは話す。
なお、参加人数は先着200人を予定していたが、予想を上回るペースで応募が集まっているといい、参加枠拡大も現在検討中だという。