「オークションに参加したのか応募で確認できません」
このときは、ハウス食品商品のバーコードを3枚1口で応募する条件で、東京ディズニーシーで2009年11月20日に行った嵐のプレミアムナイトに3500組7000人を抽選で招待した。
その結果、クイズ形式での招待分も含めて500万通もの応募があった。なんと1418倍の倍率だ。
当時を思い出したというある嵐ファンは、カレーやシチューなどの商品を120個以上買ったが落選したとし、応募するのも一苦労だったことをツイッターで告白した。また、別のファンからは、「嵐イベントのときは家で朝カレー弁当カレー夜カレーは当たり前」「家の中がとんがりコーンとバーモントカレーで溢れかえって、バーコードのとこだけ穴が空いたやつらをいろんな人に配りました」といった声が漏れていた。
ハウス食品の広報担当者は、今回のキャンペーンでも売り上げが伸びているかについては、まだ始まったばかりで確認できていないと慎重な見方を示した。ヤフオクでバーコードが取り引きされていることについては、「オークションに参加したのか応募で確認できません」として、特にコメントすることはないとした。
一方、当たった招待券については、ヤフオクに出品すると、第3者への譲渡禁止をうたった応募条件に触れることになる。この点については、パーティー当日に身分証で本人確認すると説明している。