2013年4月16日の東京株式市場は日経平均株価が大幅続落ではじまり、一時271円20銭安の1万3004円46銭まで急落した。前日の欧米での株安の流れを引き継ぎ、幅広い銘柄で売りが優勢となっていた。加えて、米ボストンマラソンのゴール付近での爆発が、9.11のテロを連想させて投資家心理を冷やし、一段安を引き起こした。
外国為替市場で円相場が1ドル96円台、1ユーロ126円台に上昇。これを受けて、輸出関連株に売りが広がっており、なかでもトヨタ自動車やホンダなどの下げが目立つ。また、三菱UFJやみずほFGなどの銀行株も大きく下げている。
目先の利益をひとまず確定する売りが広がっている。