浅田真央演技後半に極度の疲れ 長年の疲労蓄積?腰痛?大丈夫なのか

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ジャンプの負担で持病の腰痛が悪化?

   ところが、浅田真央選手は、次第に精彩を欠くようになって、2013年3月の世界選手権では、トリプルアクセルに成功したものの、3位に留まった。このときは、復活したばかりのキム・ヨナ選手(22)が22点差をつけて優勝している。

   そして、今回の世界国別対抗戦では、ショートでもフリーでもトリプルアクセルを跳べず、今シーズン自己ワーストの記録で5位に沈んだ。

   不調の理由について、4月15日放送のフジテレビ系「とくダネ!」では、持病の腰痛があるのではないかとの見方を示した。そのため6分間の練習でも力が入らず、浅田選手は、11年12月ごろから引退を考えていたとした。

   番組の中で、フィギュアスケート解説者の佐野稔さんは、こう解説した。

「硬い氷の上に細いフィギュアスケートのエッジで降りてくるわけですから、例えば、ひざや腰、首にかかる負担だとか、そういったものが常につきまといます」

   さらに、解説者の村主千香さんも、こう話した。

「ジャンプを降りたときの衝撃って、皆さん、テレビだけではなかなか伝わらないんですけども、会場に行くとけっこうすごい音で降りてるんですよね。その衝撃って、体に蓄積していきますので、そういった面で体に疲労がたまってくるのもしょうがないと思います」

   小さいときと違って、大人になると体も大きくなって、その衝撃の強さもかなりのものになるそうだ。

   疲れの原因が腰痛にあるかははっきりしないが、ソチに向けて体調面の管理が重要な要素になるのは確かなようだ。

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