キム・ヨナ採点疑惑を書いたフリーライター 事務所が提訴検討と韓国で報じられる

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ライター「疑問はっきりし、喜ばしい」

   事務所提訴の動きについては、著者の猫宮黒埜さんも、日本の一部メディア報道で知ったとツイッターなどで明かし、2013年4月9日のブログ記事で提訴も受け入れる意向を明らかにした。

   記事では、裁判になれば、ブログでそのやりとりを報告するので、採点への疑問がはっきりすると主張した。そして、国際スケート連盟も慎重にならざるを得ず、次のソチ五輪では真っ当な採点になる可能性があるとして、「喜ばしいことです」とした。また、「フィギュアスケートの採点問題を無視していた日本のメディアも取り上げないわけにはいかないでしょう」とも言っている。

   猫宮さんによると、今回の著書は、「ときどき黒猫」のハンドルネームで書いたブログをベースにまとめたものだという。

   東京図書出版の編集長は、取材に対し、提訴について「何も聞いていないので、分からないです」と答えた。著書については、「ほとんど原稿のままで、内容にはタッチしていません」としている。アマゾンでは、本のベストセラーで8位に入るなどしており、重版するなど販売は好調だという。

   ネット上では、著書が韓国のウィキペディア項目をそのまま翻訳したのはどうなのか、といった指摘はある。しかし、アマゾンのレビュー欄では、46件のうち39件が星5つの最高評価を付けており、「著者の勇気に感服しました」などの賞賛も相次いでいた。

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