「無慈悲な休日出勤による徹底的な残業」 北朝鮮過激挑発「言語」がツイッターで大ブーム

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「無慈悲発言が多すぎて無慈悲の価値がかなり落ちた」

   以前から、一部では北朝鮮関連の挙動を「無慈悲な」という形容することが流行っていたが、ここにきて爆発的に広まったかたちだ。理由は、最近北朝鮮が、好戦的な姿勢をむき出しにして盛んに周辺国への威嚇をおこなっていることに伴い、「露出」が増えたためと考えられる。

   実際、報道を見ると「無慈悲」は2013年4月に入ってからだけでも、少なくとも5回は発せられていた。

「われわれの無慈悲な作戦は既に最終承認された」(4日)
「麻薬犯罪を無慈悲に叩き潰そう」(5日)
「戦争の導火線に火が付けば全面戦争となり、我が方の無慈悲な報復聖戦となる」(11日)
「実際の軍事行動で無慈悲に懲罰すべきだというのがわれわれの最終決心だ」(11日)
「戦争は時間の問題であり、残っているのは無慈悲な懲罰だけ」(12日)

   こうした連発に、ネットには「無慈悲発言が多すぎて無慈悲の価値がかなり落ちたよな」と指摘する人もいる。

   ちなみに、記者が調べた限り、「無慈悲な」の使用はすでに1996年から見られた。それは、韓国軍に向けて「わが人民と人民軍は(中略)必要な時期に正々堂々たる手段と方法によって断固たる報復措置をとるだろう」「報復は空言でなく、無慈悲で徹底したものだ」と威嚇したもので、使い方もほとんど現在と変わらない。北朝鮮にとって「無慈悲」はほとんど「伝統芸」のようになっているのかもしれない。

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